◎プロフィール◎

職種：医療福祉相談室/社会福祉士
入職年：2011年度入職
最終学歴：首都大学東京 都市教養学部（現：東京都立大学）
キャリアパス：認定医療社会福祉士・認定社会福祉士（医療分野）・係長

◎お仕事インタビュー◎

■ 現在の仕事内容を教えて下さい。

現在は、入退院支援部門の専従社会福祉士として業務を行っています。
主に外科病棟を中心に地域包括ケア病棟や小児科病棟を担当することが多いです。
社会福祉士として、在宅療養を希望する患者さんへの支援や転院、施設入所の支援に加え、小児科のこども虐待、マルトリートメントへの対応や、地域ネットワークづくりを行っています。
また相談室の所属長として、いつも身近な相談室、結果の出せる相談室を目標に雰囲気の良い職場づくりを目指しています。

 

■ イムス富士見総合病院を志望した理由は何ですか？

イムスグループを志望した理由は、学生時代にグループの他の病院で実習をさせていただきぜひこのグループで働きたいと思ったからです。
実習ではいろいろな経験をさせていただき、社会福祉士業務がこんなにも幅広く深いものであるのかと非常に印象的でした。
また強みとしてグループ内連携も緊密にとられ社会福祉士同士のつながりも強いなと感じ、患者さん、ご家族の安心にもつながっているなと思い志望いたしました。
当院に異動して5年が経過しますが、いろいろな機能を持った「急性期多機能型病院」として、日々新しいことにチャレンジしています。

 

■ 仕事の魅力・やりがいを教えて下さい。

当院のモットーである、「まずはやってみて、だめならそこで考える」を合言葉に、とにかくチャレンジができる、新しいことに挑戦することができることが魅力です。
地域包括ケア病棟や回復期病棟での患者様のお受入れのシステムを構築したり、小児科では、こども家族支援委員会を設立したりと、個別ケースのみならず、メゾレベルでのソーシャルワーク実践が可能です。
メゾレベルでの業務では、各部署の責任者や病院の四役、場合によっては地域の関係機関との交渉や調整が必要になる場合もあります。
個別ケースで培った経験をメゾレベルにも応用し、患者さんにとってより良い病院環境を構築していけるよう業務に励んでいます。

 

■仕事の中で大切にしていることはありますか？

とにかく社会福祉士としての支援を行うことを大切にしています。
ほかの職種の人が言っているからそうするのではなく、社会福祉士として倫理綱領に基づいた支援ができているか日々確認しながら業務を行っています。
「ここまで支援する必要があるのか」と思うことであっても、倫理綱領や業務指針に基づき、患者さんの利益になることは、積極的に取り組んでいます。
また社会資源がないから、支援できないとあきらめるのではなく、なければ作る、代替案を考えるなど、0から1にすることは難しくても、0.1にだけでもできることはないか、日々模索しながら業務を行っています。

 

■ 今後はどのような仕事をしていきたいか、お聞かせください。

当院は地域密着の急性期多機能型病院として、さらなる機能拡大と質向上を目指して業務に取り組んでいます。
その中でも地域包括ケアシステムの中心として、地域との連携強化を図っていきます。
地域包括支援センターや居宅介護支援事業所、訪問診療、訪問看護、市役所、子育て世代包括支援センター、保健師、学校、教育相談室など、関係強化を図り、イムス富士見があってよかった、と思っていただけるような病院にしたいと思っています。
個別ケースで培った経験を活かし、そこから見えてくる地域の課題に対し、病院として何ができるかを考え、実行に移していきたいと思います。

 

■ どんな後輩がきたら嬉しいですか？

自ら考え、行動する主体的な方に来ていただきたいと考えています。
当院は、新しいことにチャレンジできる環境がそろっていますが、逆を言えば、指示待ちの姿勢ではなく、自ら考え行動していくことが成長のカギを握っています。
自ら考え行動し、失敗を恐れずにチャレンジする、そんな積極的な方にお越しいただきたいと思っています。
社会福祉士の業務は簡単ではありません。
しかし簡単ではないからこそ、いろいろ考え悩み、そして成長していきます。
患者さん、ご家族の笑顔のために一緒にソーシャルワークをしたいという方、ぜひぜひお待ちしております。