◎プロフィール◎

職種：医療福祉相談室/社会福祉士
入職年：2023年度入職
最終学歴：東洋大学　社会学部　社会福祉学科
キャリアパス：社会福祉士

◎お仕事インタビュー◎

■ 現在の仕事内容を教えて下さい。

入院している患者様の退院支援を行う仕事です。入院前と身体機能が異なるため今後の生活の再調整が必要になります。患者様・ご家族様に今までの生活と今後望んでいる生活を伺い、退院後も安心して生活できるように支援しています。入院生活中に患者様とお話をして関係形成の構築を行います。不安なことや退院後に行いたいことなどを話すことができる環境を作り退院支援に繋げます。時には患者様の自宅に伺い自宅内環境調整も行っています。

 

■ イムス富士見総合病院を志望した理由は何ですか？

高校3年生の時、祖父が入院したことでMSWの存在を知りました。家族は、経済的や精神的に負担があり今後の生活をイメージすることができていませんでした。しかし、担当のMSWが相談に乗ってくれ、状況にあった退院先の提案をしてくださり負担が軽くなったと話していました。人の役に立ちたいと思い、福社の道を考えていたので祖父の入院をきっかけに医療ソーシャルワーカーを志し始めました。
学校の先輩よりIMSグループのことを伺い、病院だけでなく施設などもあることからキャリアアップをすることができると感じました。その中でも当院は、様々な機能を持った急性期病院であることや「実践してみる」という方針に共感したため志望しました。

 

■ 職場の雰囲気はどうですか。

職場の雰囲気は私にとって居心地の良い雰囲気です。医療福祉相談室は、上司や先輩に気軽に相談できる環境だと思います。面談の内容や患者様・ご家族様の対応で困った際に相談することで適切な対応をすることができます。また、スーパービジョンも行ってくださるので支援において大切なことを学ぶことができます。そのような過程を通して、自信を持ってソーシャルワーク支援をしています。病棟では、他職種と患者様・ご家族様の様子や状況を共有し退院に向けて一丸となって支援しています。時には、息抜きでプライベートの話をしており、とても働きやすい職場だと感じています。

 

■ 印象に残っている仕事はありまずか。

今までの症例の中で最も印象に残っていることは、身寄りがなく自宅退院希望がある方の退院支援をしたことです。初めは独居であることや麻痺が残っていることから自宅退院は難しいのではないかと多職種で話し合われていました。しかし、本人と面談をする中で長く住み続けている家や地域で暮らし、趣味活動を続けたいという強い思いを感じました。その思いを実現するため他職種に働きかけることや自宅の環境調整を行いました。この患者様の支援を通して社会福祉士の役割であるクライエントの自己決定を尊重するための考えや行動を学ぶことができました。

 

■ 将来の夢、目標を教えて下さい。

今後の目標は、身体的・社会的な背景はもちろんのこと心理面も大切にできるような社会福祉士を目指します。また、様々な症例を経験させていただくことやスーパービジョンなどを通して、さらに学びを深め専門性を向上させていきます。MSWとして患者様・ご家族様の立場になって考え、相談して良かったと感じてもらえるように寄り添います。そして、患者様やご家族様の思いを実現するためにフットワークを軽く根拠を持った支援ができるように頑張っていきます。

 

■ オフの過ごし方（プライベート）はどんなことをされていますか。

仕事の帰りに友人とご飯に行き最近の様子を話したり日々のご褒美においしいものや以前から欲しいと思っていたものを買って帰ったりしています。お休みの日には、友人とお出かけをして気分転換を行っています。外へ出かけない日は、自宅で動画を見たり、部屋の片づけなどを行い、ゆっくりと過ごしています。体を休めることや気分転換を行うことで支援に取り組んでいます。また、お出かけや旅行の予定を入れることで楽しみに向けて頑張ることができています。今後は、勉強にも時間を使うことができるように調整しようと思っています。